高田修三の空想科学雑談

高田修三が、幾分か科学的に、好き勝手空想する。

遠藤浩輝 EDEN 全18巻

ああやっと読み終わったという感じだ。
感想はとても上手に一言でまとめられるものではない・・・

途中で中だるみした感はどうしても否めない。
主人公のエリヤとその一家の話と「コロイア」の話を軸にしているが、それ以外の話は少し退屈だった。
一話が最高で後は下降線をたどっていく感じだった・・
2〜4巻のアンデス越えの戦闘シーンなんかはハラハラした。画力も圧倒的ですばらしいと思った。
ただ6〜8巻の売春宿とマフィアの話はなんだか蛇足にしか感じられなかった。よかったところあえて言えば、ヘレナとのラブシーンが多いぐらいか。
9巻のウイグル族の独立の話は、時事を扱っていて考えさせられた。
10巻からコロイドの話が進展してくる感じ。それにしてもヘレナがあっさり殺されたのはショックだったぞ・・・
後は惰性で一気に読んだ。あんまり頭に入っていない。難しい科学用語も出てきて、理解できなくて自分の知能の低さにショックを受けたりもした
一応ラストはそれなりにきれいにまとまってはいるような気がする

そして最後に一言、1巻と18巻の表紙の対比には泣きそうになった。

EDEN(1) (アフタヌーンKC)

EDEN(1) (アフタヌーンKC)

EDEN(18) <完> (アフタヌーンKC)

EDEN(18) <完> (アフタヌーンKC)