高田修三の空想科学雑談

高田修三が、幾分か科学的に、好き勝手空想する。

2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

天才と天災は紙一重 「ES エス」 惣領 冬実

遺伝子操作され、研究所で誕生した人間「シュロ」 そして「イザク」。 他者の意識に瞬時に侵入し都合よく変えられる特殊な能力を活かし、 それぞれ社会で暮らしはじめるが、人間に対する復讐心に燃える「イザク」はその能力を使い、殺人を繰り返す。 元研究…

小さな体と大きな銃に想いをこめて 「ンスリンガール」 会田 裕

なんと残酷で切なくそして美しい物語だろう。舞台は、近未来のイタリアに設定された「公益法人社会福祉公社」という組織。 表向きは政府主催の身体障害者支援事業である。 だがその実態は、様々な事情で半死半生の大けがを負った少女たちの身体を機械でおき…

恐るべき「因果律」を垣間見る 「ベルセルク 1〜3巻 欲望の守護天使」 三浦健太郎

日本を代表とするダークファンタジーそれがベルセルク 圧倒的な世界観が特徴であり、その世界観を支える屋台骨が「因果律」と呼ばれるものだ 今回書評する「欲望の守護天使」編は、その壮大なる因果律の一端を垣間見ることになる。主人公ガッツがたどり着い…

書評ブログが本屋の代わりになる時代がやってくる。

Kindle Paperwhite 3Gを購入した。 使い始めて見るとすぐにその魅力に取り付かれてしまった。 まず薄くて軽い。厚さはほとんど気にならないし、ずっと持っていても重く感じない。 そして本当にすごいのが常にネットにつながる(3G)なのに接続料は全てAmazonが…