みんな狩りに出てみないか 山賊ダイアリー 1−2巻 岡本健太郎
科学技術に囲まれて暮らしている我々。
しかし科学は本当に我々を幸せにしたのだろうか?
そんな問いはいつからか何回も問われてきた。
と、ちょっと大げさな物言いになったけど、今回紹介したい漫画は、
田舎で猟師をしている漫画家というすごい経歴の人の、ほのぼのとした日々の生活の話
主人公はこの漫画を描いている本人である岡本健太郎なのだが
僕は始めにこの漫画の作者の名前を見ていなかったので、このロング髪型で端正な顔立ちから
「綺麗なお姉さんが狩りをしちゃう話か!」と、ドキドキしてしまった。
残念!作者は男です。アウ・・・・
と嘆いていたら、リアル山賊ダイアリーみたいな生活をしている綺麗な女性が居るではないか!↓
ちはるの森
この人はブログやツイッターで継続的に情報を発信しているので、大自然での生活に興味がある人は、ぜひ彼女の情報を受信するといいでしょう
この漫画に話を戻す
この漫画は、普通に都会で暮らしている我々には知りえない知識がたくさんある。
例えば・・・
カラスは食べられる!!
カラス食べられるんや!!
ε= \_○ノ イヤッホオオオオオオオオオオオオオオオオウウウウ!
よーし僕も、近所のゴミ捨て場に集まっているカラスを狩って悠々自適な自炊生活をするぞ!
いや!だが待て・・・・
※狩りをするには、この漫画に出てくるような道具がいる
※カラスだけ食べて生きていけるわけが無い。栄養が偏る
※そもそも人が近くにいるとこでの狩り行為は禁止されています
というわけで、いきなり狩猟生活に入るのは現実的ではないな(´・ω・`)
ちょっと取り乱して、失礼いたしました。
再びこの漫画に話題をもどす。
なるほどとおもった情報は・・・
天然の鴨の肉は、ニワトリとちがい皮と脂がくどくなく、赤みの力強い味を堪能できる
猪の解体方法
そして命をもらうということの尊さ(この漫画では別に説教臭さは微塵も無い)
等など、こんな感じで漫画はあっさりと進んでいく
今すぐ、我々の生活に役に立つということではないと思うが、知的好奇心を満たしてくれ
「こういう生き方もあるんだ」と考えさせてくれる作品であった。
- 作者: 岡本健太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
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