高田修三の空想科学雑談

高田修三が、幾分か科学的に、好き勝手空想する。

なぜ一人だと仕事がこんなにも集中して効率よくこなせるのか

僕は大学を卒業して、中小の自動車部品会社に就職して、今は工場現場で働いている肉体労働者だ。
僕が現在作業している場所を図で表すと↓こんな感じである
   

       作業場A作業場
        僕  
           先輩
       作業場B作業場

しかし今日は先輩が有給休暇で休みだったので僕一人で作業をしていた
       
       作業場A作業場
        僕  
           
       作業場B作業場

作業場Aの作業をメインに少し作業場Bの作業もやった。
その時に気が付いたのだが、一人で作業しているときの方が、他の人が近くにいるときよりも、集中して仕事していることに気が付いたのだ。
あなたにもそういう経験はないだろうか?
早朝に出勤したり、逆に夜遅くに仕事をしているとき、あるいは休日出勤をしたとき、それらの時で周りに人がほとんどいない時にすごく仕事がはかどったということはないだろうか?
なぜ一人の時の方が集中して仕事ができるのかを考えてみる。
ちなみに僕は肉体労働者であるか、オフィスで働くホワイトカラーにも応用して考えてみた。

理由として真っ先に考えられるのが、邪魔が入らないからである。
例えばあなたが事務員として働いているなら、書類を片づけているときに、上司から仕事を入れられたり、電話がかかってきたりと、色々と邪魔がされることがあるだろう。
しかし一人で仕事をしていれば、目の前の作業に黙々と集中できる。
実は一人で黙々と仕事に集中できる時間帯というのはオフィスで働く人にとっては貴重な時間なのではないのだろうか?

もう一つ理由として考えられるのが、そもそも人が近くにいるというだけで気を使ってしまうというものだ。僕も先輩が近くにいると何か気になってしまう。
人にはそれぞれ、パーソナル・スペースというものがある。
「これ以上近くに寄られると不快になる」という距離である。
日本のオフィスで働くビジネスマンの多くのは机を隣同士でならべすぐ前横の近くに人がいる。もしかしたら無意識のうちにパーソナルスペースを侵され不快感を感じているかもしれない。ちなみに欧米や外資系の企業では、各机ごとに仕切りで区切られている会社が多いようである。

余談であるが、無意識にストレスを与えている可能性があるのが、ネクタイと腕時計である。家に着いたときにまっさきにはずすのはこの二つではないだろうか?

以上僕が考えた一人で仕事をすると集中して効率が上がる理由でした。
みなさんのご意見をお待ちしております。