高田修三の空想科学雑談

高田修三が、幾分か科学的に、好き勝手空想する。

苦しい時は苦しいと言おう、そうしないと始まらない

今日は示唆的な事があったのでここに記しておく。

僕は大学を卒業後、製造業の会社に就職して、今は工場現場で働いている。
何を作っているかと言うと、自動車部品である。
そしてこの自動車部品工場というのは、電子部品や食品を作っている工場とは違って、冷暖房がないのだ。だから今の時期は半端なく暑い・・・( ̄Д ̄;;

しかし、何も対策をしないと工場で働いている人達が熱中症で倒れてしまうのでスポットクーラーというのがある↓

TOYOTOMI スポットクーラー TIDS-A20K

TOYOTOMI スポットクーラー TIDS-A20K

これは一か所を冷やすのである。なので作業者が主に作業するところに置いて、風を受けて冷却効果を受けるのだ。
たしかにこの装置の風を浴びていると涼しい

しかし今日は、僕の作業場のこのスポットクーラーの調子が悪くて動かなかった。
僕は「もうこの装置は壊れたのだろう。これは、生産に直接関係する装置じゃないので、うちみたいなけちな会社が新たにクーラーを買ってくれるわけでもないし、このまま我慢して作業しよう」と思い。
スポットクーラーを使わずに作業し続けた。
そしたらもう本当に暑く暑くて辛かった。
もうこの仕事を辞めようかなと思った。
そのせいで血迷って、休憩時間中に友達に「死にたくなってきた」などとメールをしてしまった。あとで友達から心配のメールを沢山いただいた(゚ー゚;Aアセアセ

そんなこんなな状況だった時に、課長が近くを通りかかりスポットクーラーが使われていないことに気がついた。どうして使われていないかを聞いてきたので、僕は事情を説明した。そしたら「技術の人間に治すように言っておく、またもしそれで駄目だったら、新しいのを買いかえる」と言ってくれた。
また近くで作業をしていた先輩は、このことに気づいてこんなことを言ってくれた
「あんまり無理はしないように。がんばるのはかっこいいかもしれないけど、それでお前が倒れたら、仕事が滞ってかえって迷惑になる。暑いのはしょうがないから、7割くらいのペースで仕事をすればいい」と

それで課長が「まずスポットクーラーのフィルターを掃除してみたら?」とアドバイスしてくれたので、フィルターを掃除してみた。すると見事にスポットクーラーは復活して、涼しい風を送ってくれるようになったのだ。
おかげでその後の作業は快適にできるようになった。

いやあ辛い時は辛いと、周りにはっきり言うべきだね。
そうすれば周りも対策を考えてくれるから。
そう思わさせられた一日だった