高田修三の空想科学雑談

高田修三が、幾分か科学的に、好き勝手空想する。

SF初心者のための作品「ようこそ地球さん」

みなさん本を読んでいますかーSF読んでいますかー?(´∀`)
え?あまり読んでない。特にSFなんて読まないって(;´Д`) 

SFというジャンルは今でこそは、みなさんに知られてはいますが、昔は全然知られていなくて「SFが趣味です」と、人に言うと、変な顔されて「そういった趣味をお持ちで・・・」と言われました。つまりSMと間違われたそうです。なんでSMなどというジャンルが当時から知られていて、SFは知られていなかったんだ・・(TдT) 

まあ今はSFは誰もが知っているジャンルですよね
映画なら、「スターウォーズ」「マトリックス」「アバター
アニメなら「宇宙戦艦ヤマト」「機動戦士ガンダム」「エヴァンゲリオン
等であればだれでも知っているのではないでしょうか?

でも小説でSFというと、疑問に思う人が多いのではないでしょうか?
今あげたSF作品はどれも、ストーリーはもちろん、映像美がかなりのウリなのではいでしょうか?
もちろんこれは決して悪いことではありません。
ところが小説となると、映像美がない。映像美のないSFなんて魅力あるの?と思われるかもしれません
でもあるんですよ。ちゃんとした魅力が

論理的な思考と詩的な感性が組み合わさった文体がSF小説だと思います。
なので読んでいると、感性も知性も磨き上げられる感じがします。

まあというわけでみなさんには、とにかくSF小説を読んでもらいたいのですが、いきなり難しいSFを進めても拒否反応を示されると思いますので、易しい作品を紹介いたします。
それがこれです

ようこそ地球さん (新潮文庫)

ようこそ地球さん (新潮文庫)

星新一と言えば「ショートショートの神様」と言われている人物です。ちなみにショートショートとは、すごく短い小説のことを言います。星新一ショートショートでいろいろなジャンルの小説を書きますが、やはり一番才能が際立ったのがSFのジャンルです。この「ようこそ地球さん」は一冊で42編の小説が収録されていますので、さくっと読むことができます。ぜひぜひ、ちょっと時間が空いたときに読んでみてはいかがですか?