高田修三の空想科学雑談

高田修三が、幾分か科学的に、好き勝手空想する。

書評ブログが本屋の代わりになる時代がやってくる。


Kindle Paperwhite 3Gを購入した。
使い始めて見るとすぐにその魅力に取り付かれてしまった。
まず薄くて軽い。厚さはほとんど気にならないし、ずっと持っていても重く感じない。
そして本当にすごいのが常にネットにつながる(3G)なのに接続料は全てAmazonが負担!!
だから買いたい書籍がガシガシダウンロードできてしまう。
とりあえず僕がダウンロードした書籍は
 
 gene mapper
グイン・サーガ 1〜5
 スカイ・クロラシリーズ

である。
これらを購入するときはなんらストレスを感じなかった。
1クリックでほんの数秒でダウンロードしてしまう。
この手軽さは本当にすさまじい。

もうわざわざ本屋に行って、本屋の中を歩き回って欲しい本を探す必要もないし
紙の本を通販で購入して、わざわざ数日間待って、家で受け取る手間もない。
もうぶっちゃけると、僕が思うにこれからの数年で、紙の本を売っている本屋はバタバタつぶれていくと思う。
というかすでに、アマゾンの通販が普及し始めてから、紙の本屋は僕の知っているところで何件か潰れていた。
これからは、さらにこの動きは加速するだろう。

それで、みなさんが疑問に思うかもしれないのが、紙の本屋が潰れてしまったら、どこが本屋の役割を担うのかということだ。

紙の本屋は、ただ本を卸すだけではない。
どんな本が人気であって、この本はどんな内容なのかをPOPなので宣伝していた。
また立ち読みもできた。
本のソムリエとしての役割を果たしていたのだ。

アマゾンのサイトがその役割果たしてくれるのだろうか?
たしかにアマゾンのサイトはすごい。
本を購入すれば「この本を購入した人は、これらの本も購入しています」などと表示して本を薦めてくる。
しかしそれでもアマゾンのサイトは蔵書量があまりに多すぎる。
これでは、消費者はどの本を買えばいいのかがなかなか探し当てられないだろう。

そこで、重要になるのが「書評ブログである」

僕が本を買うときに、そしてこのブログを書くときにも一番参考にさせてもらっているブログが
 404 Blog Not Found 
である。
僕はこのブログのファンで、かなり前から愛読している。
そしてこのブログで紹介された書籍は、ついついいくつか購入してしまう。

他にも著名な書評ブログとして
 わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる 
 マインドマップ的読書感想文 
などがあげられるだろう。
これらのブログを通して本を購入している人は多いはずだ。

そして、電子書籍の端末と電子書籍自体の品揃えがもっと豊富になれば、書評ブログから書籍を購入する人はもっと増えるだろう。
書評ブログは、インターネット上の本屋になりうる。

2013年になったばかり。
これからさらに時代が進歩すれば、どうなっていくのか楽しみだ。