闇金ウシジマくん 真鍋昌平 16ー17巻 楽園くん編
さあさあやってまいりました。鬱になるけど、読み始めると止まらないことで、有名?な「闇金ウシジマくん」。今回の主人公は、ファッションおたくの中田(後にセンターTと呼ばれる)である
彼は、東京の街で後藤(通称G10 ←このネームセンスは微妙じゃないか?^^;)に出会い、彼にあこがれファッションの世界にますます入り込む
ただ、その度合いがひどくなりすぎてだんだん狂気を帯びてくるようになる・・・
また、ファッションには、たくさんのお金が必要であり、バイトで生計を立てている、彼にはお金が足りない。そこでなんと彼はクスリの密売人になってしまうのだった・・・
それでも、彼は「オシャレエンペラー」としての地位を維持するために、今の状況を保ち続けようとする
後藤の紹介で、店を持とうとするが、そのお金を後藤に持ち逃げされ、しかも融資してくれた、普段薬を売ってくれるヤクザにもつかまり、絶体絶命の危機に陥る。
しかしそこをルームメイトのキミノリが、お金を用意してくれて見事救出される。
そのやくざはすべての悪意は後藤にあるとわかり、後藤を見つけ出し殺害する・・・
オシャレエンペラーとしての地位を維持し続ける目標は破れはしたが、キミノリと仲睦まじい雰囲気の中でこのストーリーは終わる。
いやあ、まず、ファッションにはまりすぎることの怖さがわかった。ファッションにはまるということは、同時に周りからどう思われているかも、常に気にするようになるということである。そのせいで、なんというかどんどん疑心暗鬼になっていき、正気を保つことすらできなくなる可能性すらあるわけだ。
また、この漫画ではほぼすべてそうだが、必ずと言っていいほどヤクザが出てくる。エグイ暴力シーンや、ヤクザの怖さ、そしてヤクザとその他人間との駆け引き。ここらへんも見ていて、鬱にはなるが、見ていて引き込まれるものがある。これはなんなんだろう
憂鬱になるには覚悟でぜひ「闇金ウシジマくん」を読んでみたはいかがだろうか?
- 作者: 真鍋昌平
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