真鍋 昌平 「闇金ウシジマくん」 21-22 ホストくん編
読めば読むほど鬱になる、だけれど読むのを辞められない、そんな漫画が「闇金ウシジマくん」だ(;・∀・)
今回も救いのない話だ。だが今回はとても感動させられた・・・
まず登場するのが、家出をして、学校でも家でも居場所がない少女、愛華
そこで、街でふと出会った、当時ホストだった高田
自分の居場所を求めていた、愛華はやがてホストである高田に惹かれていき、ホストの世界にはまっていく
初めは、五万円のシャンパンを飲んでいただけだったのだが、段々と高田への愛が深まるにつれて、貢ぐ金額も大きくなっていく・・・・
そしてそのお金を稼ぐために自分の体を売るようになるのだった・・・
それもすべてはただ、高田を想うがために・・・
愛華のおかげで高田は見事に、その月の売り上げがナンバーワンのホストになる。しかし大金を使ってしまった愛華にはもう経済的余裕はなく、高田を求めて会いに来ても金がない愛華を、高田は軽くあしらい、離れていこうとするのだ、なんてことを・・・
愛華は精神的ショックと高田の気を引くために店内でリストカットをする・・・
愛華は、いかに自分が今まで努力をしてきたのかを自分の身を切り裂きながら訴える
しかしそれを機にますます高田は愛華の元を離れていく。
もうどこにも居場所はない・・・
愛華は「私があげられるものはみんなあげたよ・・・私のコト・・・忘れないで・・・大好きだよ瑠偉斗」という言葉を残して自殺をするのだった。゚(゚´Д`゚)゚。
高田は自分が愛華を死に追いやったのだという事実にショックを受けて、一気に生気が無くなっていく(まあ自業自得だな)
そして高田はホストを辞めて、闇金ウシジマのもとで働くこととなったというわけだ。
本当に切ない話だ。でも不謹慎かもしれないが、僕は思うのだ、男性のためにここまで尽くしてくれる女性はなんとも美しいと・・・いまどきこんな女性いないと思う。
愛華のあまりにも短すぎる、でも儚く美しい一生であった・・・・
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