高田修三の空想科学雑談

高田修三が、幾分か科学的に、好き勝手空想する。

日本の政治が終わっているのは事実。だけど日本政治の終わり=日本国の終わりでなこともまた事実

日本国民なら誰しも実感しているし、もう方々で散々言われて生きているかもしれないが、日本の政治は終わっている。

今の日本は、少子高齢化、貧富の格差、財政難、経済の低迷 など問題が山積である。どうしてこうなってしまったかと言うと、間違いなく自民党のせいである。

一部の期間の例外を除いて、1955年から自民党は、日本の与党だった。

僕は昔の自民党の政治は素晴らしかったと思う。

吉田茂池田勇人首相などは僕の尊敬する政治家だ

戦後日本は、米国と安全保障条約を結び、核の傘に入り、そして明確に資本主義陣営に入った、そのおかげで軍事費を節減でき、その分を民間の産業政策に回せた。池田勇人は、所得倍増計画をぶちあげ、10年で所得を倍増する予定だったが、予定よりも早く達成できしまった。

僕は1986年生まれで、もちろんその時代を生きてきたわけではない。しかし現在調べてみても、その時の自民党は、本当に活力のある政党だったと思う。

自民党はおかしくなり始めたのはいつごろだろう?

僕が中学生になり政治に理解と関心を持ち始めた時は、首相は小渕首相で、日本はとっくに不景気で、小渕首相は景気対策と称して、莫大な公共事業を始めた。それで莫大な政府の借金を作った。

もしこの時に、道路やダムや橋ではなく、保育所をたくさん作っていれば、今の少子化は相当改善されていたのではないかと、本当に悔やまれる・・・

小渕首相の次は森総理であるが、すぐさまに支持率は低落した

そして彗星の如く現れたのが小泉純一郎だ。

彼は何を国民に約束しただろうか?それは「自民党をぶっこわす」だった

そう、もう国民はこの時は、自民党政治にうんざりしきっていたのだ

だから旧来の自民党政治を変えてくれる小泉を国民は熱狂的に支持した。ところが小泉氏が首相を辞めると、また首相は支持率が下がりころころ変わった。

もう自民党は完全に終わりだ。そもそも一つの政党が戦後何十年かも牛耳ってきたのがおかしいのだ。そろそろ本当に新しい政党に政権を明け渡して、自民党にきつーいお灸を据えてやらないと・・・そう多くの国民が思った。そうして誕生したのが、民主党政権だった。

だがこの民主党政権は長くは続かなかった。またすぐ支持率が下がり首相がころころ変わった。ちなみに僕は子の時は、大学を卒業して、新卒で正社員として就職して毎日ひいひい言っていたので、この時に民主党にどんな失政を犯したかはよくわからない

そして次には、また安倍晋三自民党政権が誕生した。

この記事を書いている時点では、株価は高値を維持している。しかし物価は高くなったが、賃金上昇が、それに追いついていないと言われている。しかし支持率はまだ高い

ただ安倍政権のもと、さらには安倍晋三の次の首相の時に、日本の政治がどうなるかまったくわからない。

 

              以上で前置きが終わり

              ここからが本題

 

前置きがだいぶ長くなってしまった。ここで前置き終わりとわざわざ書いたのは僕がこれから書くことは、政治とはまったく関係ないことを語り、一気に話が方向転換するからだ。

政治が終わっている。だったらもう何もかも終わりなのだろうか?

いや決してそんなことはないとはずだ

 

ホリエモンこと堀江貴文氏が、非常に興味深いことを言っていた

「これから世界を変えるのは、政治ではなくテクノロジーだ」

僕はこの言葉を知った時は、まさに目から鱗が出る(←死語?)思いだった

そうかテクノロジーか!

僕は最近、世界最強の国アメリカがなぜ世界最強になれたかに関心を持ち、アメリカの歴史を調べているが、アメリカという国は、政治家ではなく、起業家 発明家 科学者によって発展してきた国ではないかという持論を思いついた

みなさんはアメリカの大統領をどのくらいご存知であろうか?

戦後以前なら、フランクリンルズーヴェルトくらいしかほとん知らないのではないだろうか?(あ、あとリンカーンと、ジョージワシントンは有名か)

でも戦前でも偉大な功績を残したアメリカ人はたくさんいる

彼らは政治家ではない。エジソンだったり、飛行機を発明したライト兄弟、自動車の大量生産を実現したフォード、鉄鋼王と言われたアンドリューカーネギーといった、発明家、起業家、科学者である。

アメリカは、世界一の軍事力と経済力を持ってそれを縦に政治をしているが、経論を言わせれば、この軍事力と経済力を築き上げたのは政治家ではない。彼らのようなテクノロジー屋である。

今でも、グーグルや、フェイスブックスマートフォンが世界を大きく変えている

このことは日本にも当てはまるのではないか?

戦後の経済成長をさせてきたのは、官僚ではなく(官僚自身は、自身の手柄だとおもいたそうだが)やはり、ソニートヨタ任天堂などを創業あるいわ、そこで革新的なことをした人ではなかろうか?

ただ、上位以外の名だたる企業はたくさんあるがも、最近は経営不振ににオこ陥っているところは少なくない。そこで政治の出番だろうか?補助金を投入して助けてあげるべきだろうか?僕の答えは原則的にノーである。理由は二つある。補助金で助けられる企業が出てくると甘えが出て、切磋琢磨しなくなる可能性がある。そもそもその補助金の財源は我々の税金である。その企業に良くても、その他大勢は負担になる。

じゃあどうすればいいか?

それは政府は何もしないことであるもっと言えば政府は余計な規制を撤廃し、税金の無駄遣いをやめて、税金を軽くすることである

ノーベル経済学賞を受賞した、ミルトンフリードマンという経済学者は言った「政府は民間の市場に介入すればするほど経済は悪くなる。逆に政府は手を引いいて市場経済に任せれば経済はどんどん良くなっていく」

僕は彼の主張に100%ではないが、基本的には同意である   

政治は、できる限り出しゃばらないべきである

僕のこの考えに最近深く傾倒し始めた理由は、前置きで述べた政治不振である。

日本の政治はダメダメである。でも偉大な経済学者は「政治は脇役においやるべき」と言っていた。そう、政治なんかもともと期待する方が間違いだったのかおもしれない。        

経済の停滞は、発明家や起業家が打ち破ってくれる

そうして経済が成長すれば、税収が増えて財政も良くなる

経済がよくなれば、全体的に富が底上げされて、貧富の格差のせいで、したの方の生活をしている人も、良い生活ができる(格差是正のために富裕層への増税するために政治の多少の介入が必要だとお思うが)

社会的起業家という言葉もよく聞くようになった

では、今の、そして、これからの最大の問題と思われる少子高齢化にどうか

山中伸弥教授がips細胞というものを発明した。

これはどんな細胞にも分化できて、そして細胞年齢は0歳と同じである

これを応用すれば、50代60代の女性でも妊娠できるようになるかもしれないし、いやもしかしたら、母体はいらず、工場設備みたいなところで子供を作ることができるかもしれない(倫理的な問題はあるが)

というよりもそもそもips細胞で人間の体を若くできるようになるかもしれない。だったら高齢化という概念さえこの世の中から消えるかもしれない!

今の話はSFじゃない、十分考えられる話だ

そもそもみんながスマートフォンをもって世界中の人々とつながる世の中だって、何十年も前の人からしたらSFの話だっただろう。

 

まとめに入ろうか。日本の政治がダメである

でも政治以外に世の中をよくする方法はいくらでもある。

科学者を目指してもいい

起業してもいい

発明家を目指してもいい

だからこそ、日本という国に絶望する必要はないのである

 

みんな!頑張ろう!