高田修三の空想科学雑談

高田修三が、幾分か科学的に、好き勝手空想する。

死と生について考えてみた

いつも一緒に仕事をしている会社の先輩のお父さんが、なんと末期のがんなのだそうだ・・・

それを先輩から聞かされたのは、今日の朝だった。
朝礼が終わって、いつもの月曜日のように憂鬱な気分で仕事を始めようとすると、先輩が話しかけてきた「あの、〇〇君、ちょっと話があるんだけど。俺の親父が癌でもうダメみたいなんだ。でもいつその時が来るかわからない。だからいつ突然休むことになるかわからない。だけどその時は迷惑をかけるけどよろしく頼むよ」と言われた。そう言っていた時の先輩の表情は冷静だった。
逆に僕の方が何故かショックを受けたような感じがした。
「死」それは311の時の様子を見ていても、そこまで深く考えなかったのに、身近な人に訪れると考えさせられる。
「死」それは人類がある程度の複雑な思考に耐えうるだけの知性を持ち始めた時から、ずっと取り扱ってきたテーマであろう。
著名人は今までの歴史で「死」に対してどう対応してきたのだろうか?

秦の始皇帝は死が怖くて、死後の世界があると信じた。
そこで兵馬俑を作らせて、死後の世界の自分を警護してもらおうとした

ライブドアの元社長の堀江貴文も死が怖かった。
死を忘れるために、死のことを考える暇もないほどに忙しく働いた。
だからあれほどの波乱に満ちた人生になったのだろう
彼は今も自分の中では死は無いことになっている。

「僕は死なない」

「僕は死なない」

またアップルの創始者スティーヴ・ジョブズは「死はたぶん、生命の最高の発明です。それは生物を進化させる担い手。古いものを取り去り、新しいものを生み出す。今、あなた方は新しい存在ですが、いずれは年老いて、消えゆくのです」と言っていた
そして彼はやれるだけのことをやり遂げて逝ってしまった。

また人気ブロガーちきりんさんはこんな事を言っている

人生は早めに諦めよう!
すべての人は、いつか人生を諦めなければなりません。なぜなら人は皆いつか死ぬからです。その時点では、誰もが人生を諦めることになります。

本当にみんないろいろな死生観を持っている。
で僕なりに考えて出した結論は、みんないつかは死ぬんだ、しかもその死に近づくスピードを段々早くなるように感じていくのが人間だ。
だったら人生の早いうちから楽しまないと損だよね。
それで失敗してみじめな目にあっても、とにかく生き延びること

そんなところかな今日は
このテーマについてはまたいつか取り扱いたいと思う