高田修三の空想科学雑談

高田修三が、幾分か科学的に、好き勝手空想する。

石川 雅之  もやしもん 第2巻

「人類が唯一成功した錬金術、それこそが酒であり、発酵という菌の力の奇跡だ」と言われるとそんな気もするね。この漫画は本当に菌に関する知識が豊富で、読んでいると菌のことが好きになりそうだ

2巻は前半はお酒の話がメイン。もう「もやしもんワールド」全開。お酒の知識も結構つきくよ。

菌の立場になって進められた話も面白かったー。「かもすぞー」という言葉、口癖になりそうだ(゚∀゚)


後半は大学の春祭の話だが、この農業大学の春祭は本当に特殊でおもしろい。僕の大学も学祭は楽しかったが、ここまで変わっていはいなかった(´∀`;)

春祭が始まると終わるまで、門は閉鎖されて一種の独立国家みたいになる。大学内での売買はそこでしか通用しない「校票」というものを手に入れないといけない。

沢木達は樹教授に十万農(農とは校票の単位)で、媚薬を売ってくれるとそそのかされる。それを真に受け取った三人はなんとか十万農を稼ごうとする。その悪戦苦闘する姿や、他の生徒たちの騒いでいる姿はとても楽しそうだ。良い歳になってもこうやって楽しめるなんて、なんかいいですな。そして媚薬を手に入れますが、結局目的の女の子である、長谷川には媚薬の効果はなかった(;^ω^)

でも一方、樹教授と飲みに行った武藤と及川の女二人同士はアレな結果になってしまった(*´∀`)

次巻もどんな展開になるか楽しみですね

もやしもん(2) (イブニングKC)

もやしもん(2) (イブニングKC)