高田修三の空想科学雑談

高田修三が、幾分か科学的に、好き勝手空想する。

消費税が増税される今だからこそ、学校で、職場で、ご近所さんと政治の話をしよう!

国民の切なる願いも悲しく、10月に消費税が増税されることが確実になってしまった。

 

消費税増税なんて100人中99人が嫌に決まっている。

消費税を納めてない人なんて100人中一人もいないはずである。

 

消費税は国民に最も、身近な税である

 

金持ちも、貧しい人も

高齢者も、若年層も

正規雇用の人も、非正規雇用の人も

無職の人も、収入のない人も

障害のある人も、病気の人も

日本人も外国人も

お年玉やお小遣いをもらっている子供も

または必死にバイトしてお金を稼いで貯めた、少年少女であったとしても

 

何かを買うたびに取られる税金が、消費税である。

 

僕はこんなにひどい税金はないと思う。

ただ消費税の酷さ・問題点は他の人が幾らでも解説しているので。

僕は、消費税がどんなにひどい税金かはここでは語らない。

 

「消費税について語ろうよ」ということを、ここで語りたい。

 

消費税は当たり前であるけど、税金である

そして税金こそが「政治」とは絶対に切り離せない存在である。

消費税の話題を切り口に、政治の話までに展開させよう!

じゃあ具体的に、消費税の話から、どうやって政治の話にまで繋げるのか?

 

  1. 「消費税が10月に10%になるよね…消費税の増税ってどうしようもないのかな?
  2. 「前回、消費税が5%から8%に増税されたけど、福祉とか、生活が良くなっている実感がわかないけど、どこにお金が消えているの?」
  3. 「消費税って10%に増税で終わりかな?これからも消費税はどんどん引き上げられていきがするんだけど・・・」

この三つは、別に普段から政治に高い関心を持っている人でなくても、抱いている疑問不安ではないだろうか⁉️

 

向こうから、これらの疑問を問いかけてきたらチャンスだ。

しかし自分からこれらの疑問を問いかけてみたはどうだろうか⁉️

家庭で、学校で、職場で、ご近所さんとの会話で!

 

そうすると返ってくる回答は、だいたい想像がつく

  • 「そりゃあ消費税増税は嫌だけど、でも消費税増税は仕方がないんじゃない…⁉️                      
  •  「消費税が増税されて、具体的に何か良くなったという実感はないけどさあ、世界一少子高齢化している日本だから、社会保障費の膨張を補うために使われているんじゃないの?」
  • 「消費税はこれからも増税される可能性は大きいけど、どうしようもないんじゃない・・・・」

 

という旨の内容だろう。

 

それに対してあなたは、反論・・・・じゃなくてアドバイスしてあげるといい

  • 消費増税は本当に「仕方がない」のか?
  • 消費税が増税される一方で、所得税法人税は減税されてきた。
  • 景気を良くしてあげれば、増税なしで税収を増やす事ができるよ。
  • 政府の借金は、よく「国の借金」と表現されるけどそれは正しくない
  • 政府は、一般の企業、一般の家計と違って、借金する能力が極めて高い
  • 政府は、お金を発行できるという「特権」を持っている
  • 今までの「国の財政が・・・」という考えはマスコミとかの誤った情報かもしれない
  • 財政破綻」ってどいうことか分かっている?
  • 実は日本は財政破綻するリスクが極めて低い(ほぼ0)の国である
  • そもそも「財政再建」とやらをやる必要があるのか?
  • 逆に消費税を「減税」することも夢物語じゃない
  • もし仮にGDPを倍にできたとしたら、GDP「比」の政府債務高は半分になる
  • 政府は今すぐ、財政破綻をしないのだから、政府は一時的に極めて大規模な財政出動をするべきである。それは消費税5%への減税。そしてデフレ対策給付金、景気対策給付金として、国民全員に一人当たり、数万円から10万円くらいのお金をバラまくべきでは?
  • 当然、一時的には政府の税収は減り、政府の支出は増えて、財政赤字は一気に増える。しかし民間の経済が上向きになり、所得税法人税の税収が増える可能性がある。

そして↑でほとんどの人が見逃すのだが、上記の政策で、景気が上向き、GDP自体が大きくなれば、GDP「比」での政府の債務残高の上昇は抑えられる。

これはさすがにちょっと説明が必要かもしれない。

日本がGDP500兆円で、政府の借金が1000兆円だとする。

政府債務残高は、1000兆円÷500兆円の計算で、GDP比率で200%となる。

政府が、新たに100兆円借金して、消費税減税やお金をばらまくなどの、大胆で大規模な財政出動をしたとしよう。

それでもしGDPが550兆円になってくれたら、どうなるか。

政府の借金は1100兆円に膨れ上がるが、日本のGDPが550兆円になってくれているので、GDP「比」で見た政府債務残高は、1100兆円÷550兆円で、やはり200%のままで抑えられるのだ

 

そんなにうまい話があるかと思われるかもしれないが、このやり方は、世界の多くの国々(先進国、発展途上国関係なく)でやられている方法である。

 

実は日本は昔、1930年代に、この方法で、大不況になった時に、増税はしないのに一気に、政府の支出を増やして(軍事費だけじゃなくて公共事業も)一気に景気を回復させた。

当時の大蔵大臣 高橋是清がやった政策で「高橋是清財政」といわれる

そしてGDPが増大したので、GDP比率の政府債務残高の悪化が止まり、恐慌からいち早く脱出した。

(しかし当時の大蔵大臣の高橋是清が、2、26事件で暗殺されると、日本国家全体のコントロールができなくなり、軍国主義に一直線に舵を切ったため、軍事費の際限ない拡大につながってしまった・・・その後の悲惨な大戦に突き進むのだが。

この「高橋是清財政」の業績は注目に値する)

 

と …ちょっと長々と語ってしまった・・・・

 

こんな内容を、ちょっと消費税を話題にあげた人に、いきなりまくしたてるように言ったら、ドン引きされて、かえって政治離れを加速させない。

 

上記の内容を、少し会話で言及してみてはどうでしょうか?

 

もし相手が、それ以上のってこなかったから、それは、もうそういうものであるとして仕方がないとして。

もし相手が興味を持ってくれたら、少しづつこの話を深堀りしていけばいいとおもう。

そうすると、今まで全く政治に興味を持たなかった人が、少しは政治興味を持ってくれるようになるかもしれない。

 

 

世襲じゃないのに、今政治家として活躍している人が、政治に興味を持ち、実際に政治に参加するようになった「きっかけ」とは、意外と「小さな」ことからということが多い

 

Wikipediaなんかで、気になった政治家(世襲除く)の、政治に加わることになった「きっかけ」や経緯を見ると、いろいろと面白いエピソードが結構あるものだ。

 

あなたが、あなた以外の人間にも政治に興味と関心を持つ人を増やす「きっかけ」をつくってあげましょう。

 

 

そう考えると、今回の消費税増税は、国民が政治に注目し、興味と関心を集める「良いきっかけ」になるかも・・・・

 

 

 

 

まあやっぱり、もちろん消費税増税は辛いけどね・・・(´Д` ) (´・_・`) ( ;´Д`)